イゼルローン株式会社が大切にしている思想や独自のアプローチ手法についてご紹介します。「未来を創発する」というビジョンの背景にある考え方や、私たちがプロジェクトに取り組む際の姿勢をご理解いただけます。
創発の理念
「創発」とは、個々の要素(人や組織、コミュニティ)の相互作用から従来の予想を超えた新たな秩序やアイデアが生まれる現象を指します。当社はこの創発の力こそがイノベーションの源泉であると考え、ビジネスや地域社会の変革に活用しています。固定的な計画に縛られるのではなく、現場で生まれる自発的なアイデアや動きを尊重し、それらを育てる環境をデザインすることが私たちの基本姿勢です。「未来を創発する」とは、一人ひとりや組織・地域の中に眠る可能性を引き出し、新しい未来像を共に描いていくことに他なりません。常に前向きな視点で変化を歓迎し、新たな価値創出のチャンスを追求します。


複雑系マネジメントと共創アプローチ
現代の企業組織や地域社会は、様々な要因が絡み合って予測困難な振る舞いを見せる「複雑適応系(Complex Adaptive System)」といえます。私たちは組織や地域を機械のように上からコントロールするのではなく、その内にある自己組織化の力をいかに引き出し、望ましい方向へと導くかに注力しています。そのための鍵が対話と共創です。トップダウンによる一方的な施策だけでなく、現場の声を丁寧に汲み上げ、多様なステークホルダーが参加する対話の場を設けることで、新たな解決策が創発される土壌を育みます。例えば、先の見えない課題に対しては小さな実験(試行)を繰り返し、その結果から学習し軌道修正する「実験的アプローチ」を採用します。複雑系への理解と共創の姿勢を組み合わせることで、変化に強い持続的な組織・地域づくりを実現します。
理論と実践の融合
当社の強みは、最先端の理論知と豊富な現場経験を融合できる点にあります。代表の松崎をはじめメンバーは、経営学や社会システム論など学術研究のバックグラウンドと、企業経営支援・地域プロジェクト推進といった実務経験の両方を持っています。そのため、学術的エビデンスに裏付けられたフレームワークを活用しつつ、現場の実情に即した実践的な解決策を導き出すことが可能です。例えば、複雑系科学の知見に基づく分析ツールを用いて課題の本質を可視化し、そこから得られた示唆を踏まえて現場で実行可能なアクションプランに落とし込む、といった具合に理論と実践を往復させながらプロジェクトを進めます。このようにして、表面的な問題解決に留まらず組織や地域の深層に働きかける変革を実現しています。さらに、大学や研究機関とのネットワークも活かし、必要に応じて専門的な知見を取り入れることで、科学的根拠に基づいた信頼性の高いサービス提供を心がけています。
